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今年はお盆過ぎからの作業
南側に足場を組んで頂いて |
8月20日より宮城県石巻
熊谷産業の屋根士さん達が |
親方の武山さんの指示の元
3人で作業が始まりました |
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南側は陽当たりが良いので
萱の腐れが少ないとのこと |
差し萱に使う萱の始末は
地元檀家の方が担います |
注文の長さに押し切り鎌
で束ねた萱を切り揃える |
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カラスが慌てて隠した餌を
取ったか反対側の萱を抜く |
10時に冷たい麦茶で休憩
笹野観音保存会会長も手子 |
途中から応援に加わった
ベテランの佐々木屋根士 |
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萱の束を止めておく串竹を
作るのは新人の今野屋根士 |
下の方から葺き上げてゆき
足場もそれに応じて組進む |
杉の細木を針金で結ぶのは
モンゴルから来たボヤン君 |
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組んだ足場を細木で支える
ためにトワインの紐で結ぶ |
組んだ細木に載せる渡り板
を何枚も手渡し足場を作る |
細木を組んで作った足場
倒れないよう固定します |
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もったてで隙間を広げて
新しい萱を差し込み葺く |
葺いている各場所に補充の
萱を下から担ぎ運ぶ今野君 |
差し込んだ萱を雁木で
押し込み均す佐々木君 |
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南側の破風の頂上まで
葺き上がってきました |
観音堂南側に組まれた足場
圧倒されるほどの景観です |
南西の角を刈り込み機で
慎重に刈り込んで整える |
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南の屋根面を刈り込む前に
雁木で均してゆくボヤン君 |
人の手の何倍も働く機械は
油があれば愚痴は言わない |
仕上げを前に差し萱して
細かく整える大槻屋根士 |
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屋根裏と結んでいる上段の
足場の細木を外して下段へ |
刈り込み機の仕事は早い
あっと言う間に進みゆく |
今年の屋根葺き分は終わり
散らかった萱を片付け始め |
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北東角ではカラスが抜いた
所の補修作業の足場を固定 |
大きな隙間に差し萱し
修復してもらいました |
その後も時々カラスがきて
萱を少しずつ抜いています |