24年十七堂祭

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写真1 写真2 写真3
今年はお盆過ぎからの作業
南側に足場を組んで頂いて
8月20日より宮城県石巻
熊谷産業の屋根士さん達が
親方の武山さんの指示の元
3人で作業が始まりました
写真4 写真5 写真6
南側は陽当たりが良いので
萱の腐れが少ないとのこと
差し萱に使う萱の始末は
地元檀家の方が担います
注文の長さに押し切り鎌
で束ねた萱を切り揃える
写真7 写真8 写真9
カラスが慌てて隠した餌を
取ったか反対側の萱を抜く
10時に冷たい麦茶で休憩
笹野観音保存会会長も手子
途中から応援に加わった
ベテランの佐々木屋根士
写真10 写真11 写真12
萱の束を止めておく串竹を
作るのは新人の今野屋根士
下の方から葺き上げてゆき
足場もそれに応じて組進む
杉の細木を針金で結ぶのは
モンゴルから来たボヤン君
写真13 写真14 写真15
組んだ足場を細木で支える
ためにトワインの紐で結ぶ
組んだ細木に載せる渡り板
を何枚も手渡し足場を作る
細木を組んで作った足場
倒れないよう固定します
写真16 写真17 写真18
もったてで隙間を広げて
新しい萱を差し込み葺く
葺いている各場所に補充の
萱を下から担ぎ運ぶ今野君
差し込んだ萱を雁木で
押し込み均す佐々木君
写真19 写真20 写真21
南側の破風の頂上まで 
葺き上がってきました
観音堂南側に組まれた足場
圧倒されるほどの景観です
南西の角を刈り込み機で
慎重に刈り込んで整える
写真22 写真23 写真24
南の屋根面を刈り込む前に 
雁木で均してゆくボヤン君
人の手の何倍も働く機械は
油があれば愚痴は言わない
仕上げを前に差し萱して
細かく整える大槻屋根士
写真25 写真26 写真27
屋根裏と結んでいる上段の
足場の細木を外して下段へ
刈り込み機の仕事は早い
あっと言う間に進みゆく
今年の屋根葺き分は終わり
散らかった萱を片付け始め
写真28 写真29 写真30
北東角ではカラスが抜いた
所の補修作業の足場を固定
大きな隙間に差し萱し
修復してもらいました
その後も時々カラスがきて
萱を少しずつ抜いています

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